”ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)の違いとメリット比較”

ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)とイデコ(iDeCo)
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1.ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)の共通メリット

●ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)のメリット
売却などした時の売却益(譲渡益)や分配金の運用益が非課税。
投資から得られた利益に対して、20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)が非課税。

例)
投資信託を運用して100,000円の利益が出た場合。
この場合、20,315円(=100,000円×20.315%)の税金を支払うことになり、実際手元に残るのは79,685円です。
ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)を活用すれば、20,315円税金を支払う必要がありません。

2.ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)の違いとメリット比較

2-1.ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)の違い
ニーサ(NISA)
①新規に投資できる期間:10年間(2014年~2023年)
②非課税となる期間:投資した年から最長5年間(ロールオーバーを利用して最大10年間)
③年間投資上限額:120万円
④累計非課税投資上限額:600万円
⑤投資対象商品:上場株式(ETF、REIT含む)、投資信託
⑥投資方法:一括買付、積立
⑦資産の引き出し:いつでも引き出せる
⑧損益通算、繰越控除:できない
⑨金融機関の変更:年単位であれば可能
⑩対象年齢:20歳以上の日本人

つみたてNISA(積立NISA)
①新規に投資できる期間:20年間(2018年~2037年)
②非課税となる期間:投資した年から最長20年間
③年間投資上限額:40万円
④累計非課税投資上限額:800万円
⑤投資対象商品:金融庁が定めた基準を満たす投資信託・ETF
⑥投資方法:定期かつ継続的方法による積立のみ
⑦資産の引き出し:いつでも引き出せる
⑧損益通算、繰越控除:できない
⑨金融機関の変更:年単位であれば可能
⑩対象年齢:20歳以上の日本人

2-2.ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)の比較
①つみたてNISAは(積立NISA)「積立投資専用のNISA」
・ニーサ(NISA)では、まとまった金額を一括で投資することも、積立で投資することもできますが、つみたてNISA(積立NISA)では、定期かつ継続的方法による積立投資のみ認められていて、購入の頻度は、「毎日」「毎週」「毎月」「年2回のボーナスのみ」などです。
・金融機関によより、積み立て頻度の選択肢は違います。
②非課税で投資できる期間と上限金額が違う
・非課税期間はニーサ(NISA)は5年間でつみたてNISA(積立NISA)は20年間。
・投資非課税上限金額はニーサ(NISA)は、年間120万円までで、つみたてNISA(積立NISA)は年間40万円。
③投資対象となる金融商品が違う
・NISAでは、上場株式、ETF、REIT、投資信託が対象で、つみたてNISAは金融庁が「長期」「積立」「分散」投資に適していると判断した投資信託・ETFに限定。

2-3.ニーサ(NISA)とつみたてNISA(積立NISA)のそれぞれのメリット
●ニーサ(NISA)
・ニーサ(NISA)NISAは年間の投資上限額が多く一括で投資ができる
・投資対象商品が幅広いので、投資経験者にとってはメリットが大きい
●つみたてNISA(積立NISA)
・年間の投資上限額がNISAと比べて少ない
・非課税期間が長く、値動きと上手く付き合うための「長期」「積立」「分散」投資に向いている制度なので、投資初心者に馴染みやすい。
・つみたてNISAは金融庁が厳選した投資信託・ETFのみ投資対象
少しでもお役にたてれば嬉しいです!

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