新型コロナウイルス対策『アビガン』治験

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今、世界185の国と地域で新型コロナウイルスの感染者は293万4141人
死者20万5142人。

日本国内では感染者総数1万4137人、死者385人、回復者3464人。(21日のデーター)
『未だに岩手県は感染者なし!』

最近新型コロナウイルスの感染者が『アビガン』を使って症状が改善された話を耳にする。今月18日に行われた感染症学会緊急シンポジウムで患者346人中軽症、中症患者の9割、重症患者の6割が『アビガン』投与2週間後に症状が改善されたと報告されている。

しかし全員に『アビガン』を投与できる訳ではないそうです。
『アビガン』という薬は新型インフルエンザの治療薬として承認された薬であり
新型コロナウイルスには適用外なんだそうです。

しかし実際には投与されることがあり、それはどういう事なのか?
東邦大学の小林寅喆教授によると、現在『アビガン』は新型コロナウイルスの治療薬として臨床研究中(治験)基本的に病院が治験の参加に手を挙げて承認されなければならない。だから投与できる病院と投与できない病院があるんだそうです。

『治験』とは?
新しい薬が出来るまでには長い時間が必要です。
①薬の候補を選ぶ   約1~2年
②動物で確認     約3~5年
③人で確認      約3~7年
④承認申請(厚労省) 約1~2年
『治験』は全て患者の同意を得て治験医の管理下で行われる。

日本医師会でも『アビガン』の早期承認をもとめている。
その反面、医師の中には、現時点で有効と判断できる十分な知見はなく臨床研究の結果を待つ必要がある。
効果安全性のデータをもっととる必要があるとの声も挙がっている。
やはり人間に使うの副作用なども心配なので慎重に進めるべきだと思いますね。

ただ、悪化して命の猶予もない状態では藁にも縋る思いで、患者側も同意をするのかもしれません。
最後の手段という感じでしょうか・・・
研究者も一生懸命治療薬の開発を進めてくれていると思いますが、ワクチンなんかも
使えるまでには時間がかかりそうですよね。
長期戦ですが、個人レベルでできる事を徹底して乗り切りたいものです。

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