新型コロナウイルスの感染拡大による経済の混乱は加速している。
このままでは生活できない人が増えてしまう。
大きな企業は体力もあるが、中小企業や運悪くこの時期に企業した人、
非正規雇用者などは大変な事になっていると、連日ニュースで取り上げられている。
朝の情報番組でタクシー業者が、職員を一斉解雇したという話が取り上げられて
いた。
現在の給与だと20~25万円だが、解雇になると失業給付金として30万円
位が支給されるそうです。
感染のリスクにおびえながら働くより、失業給付金を貰った方が5万円も多く
貰え安心して過ごせるならその方が会社にとっても、雇用されている方にとっても
良いと判断したそうです。
またタクシーの運転手さんは70代の人もいて、感染した場合重症化するリスクが
高いそうで、その辺も考慮しての早い決断となったそうです。
解雇になった人は誰も社長を悪く言ってなかったです。
この社長はインタビューで法律的にどうなのか、正しいのかは分からないが
後で責任は自分が負えばいいと思って進めていると話されていました。
覚悟をもって出した結果だという事が伝わってきました。
弁護士さんの話では、今回の事例ではわからないが、仮に失業保険を受給する
ためだけの目的で偽装的な解雇を行っているとしたら、不正受給の可能性もあると
話されていました。
確かにちょっとした言い回しやニュアンスで、不正受給と受け取られ兼ねませんね。
ただ今の状態では解雇して、保証を受ける事は賢い選択と感じますね。
この社長には覚悟があるから、法的にどうなのかという問題は後から考え対応すれば
良いとも思うし、人の命を守る行動としてこの行動力は政治家の皆さんにも
見習ってほしいと感じました。
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