新型コロナの影響 結婚式場のキャンセル料について

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新型コロナウィルスの影響が挙式を挙げる人達にも影を落としていると
朝の情報番組で取り上げられていました。


結婚式のキャンセル料について1119件も問合わせががあり、
キャンセル料を払わなくてはいけないのだろうかという話が多いようです。


もともと契約の際にキャンセル料についても説明されているはずですが、
このような事態になったせいで、本意ではなくキャンセルせざるを得ない状況に追い込まれてのキャンセルなのに、何故払わなければならないのかと考える人が多いようです。

分からなくはないですが、キャンセルするかどうかは本人達の判断で、
式場がキャンセルしてくれと言った訳でもないのだから、払うのが当然ではないでしょうか?

これについての弁護士の回答ですが、残念ながら『払わなければならない可能性がある』との事。
理由は、結婚式場が休業要請の対象になっていない場合、『自己都合によるキャンセル』とみなされる場合があるとの事。

ただし『料理、花、引き出物、メイク』などまだかかっていない分の経費についてはキャンセル料は無効になる可能性があるそうです。
キャンセル料ってそんなに細かい明細になっているのだろうか、式の費用の何%と決まっているような気がしますけど。

結婚式場では、キャンセル料がかからない『年内の延期』を進めているそうですが、多くの人はキャンセルを選ぶという状況なんだそうです。
先が見えない中延期してもできるかどうか分からないという判断のようです。

70人規模の結婚式の場合、約350万円の費用が掛かるそうですが、式を挙げるのに
必要なスタッフは40人でこのうち外部スタッフが20人。(カメラマンや司会、メイク担当、牧師など)

キャンセルになった場合は外部スタッフに対しての補償が費用の3~5割が発生するそうです。
ですからキャンセル料は払うべきでしょう。

懐が痛むのはキャンセルする本人だけでなく、式場も同じなのです。
自分だけ無傷なんてことはあり得ません。
出口が見えぬ中、ブライダル業界の新ガイドラインとしてこれからの新しい結婚式の提案がされています。
・常にマスク着用
・集合写真の直前までマスク
・席は十分な間隔をあける
・マイクを使ったらその都度消毒
・大声の余興は控える
・お酌は避ける


『リモート結婚式』”リモ婚”
前日にオンライン列席者の自宅に料理を配達し、当日披露宴会場からライヴ配信をするという形。
実際に原宿東郷記念館でこの形で式を挙げた人は『やって本当に良かった。
料理のフタを一斉に開けた瞬間みんなから歓声が上がりました』と話されています。
会場列席者7名、オンライン列席者82名でかかった費用は130万円。

地方に住んでいる人や年配の方には、リモートでの参加という新しい方法は便利かもしれません。
リスクを減らし出来る事を考える取り組みは、これからも必要になってくるのでしようね。

あらゆる業界に影響が出てしまい、日本の経済の行方が心配です。

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