最近 社会問題になっている迷惑行為『くるりポイ』
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？
『くるりポイ』とはスーパーで
食品トレーに入って売っている肉や魚などを会計後にトレーから直接
ポリ袋に移し替えて持ち帰る行為。
空のトレーはスーパーのゴミ箱にポイ
この一連の行為の事を言います。
情報番組でも取り上げられる事が増えてきていますね。
『くるりポイ』をしている人に直撃インタビューすると
・トレーゴミの回収が週１回しかない
・トレーがゴミになる
・持ち帰るのにがさばる
・ゴミ箱が設置してあるから捨てていいと思った
自分さえ良ければいいという感じの答えが返ってきます！？
ゴミ箱を設置しなければいいんじゃないか？と開き直る人まで…
スーパーにゴミ箱が設置されている理由ですが
設置しないとその辺に捨ててしまう輩がいるために、やむを得ず設置しているそうですよ。
ゴミ問題だけでなく衛生面でも、食中毒のリスクや感染の拡大のリスクもあるとの事です。
豚肉にはサルモネラ菌、鶏肉にはカンピロバクター、牛肉にはO157 サバには腸炎ビブリオ
カキにはノロウイルス など食中毒を起こす菌があり、いずれも、発熱や下痢や腹痛、嘔吐などを起こします。
もし食中毒菌をもっている食品トレーをスーパーのゴミ箱に捨てた場合、ゴミ箱から人の手につき、 買い物カートの持ち手について、他の人の手についてという風に、感染が拡大されてしまうという懸念があります。
私が行くスーパーでは、『くるりポイ』をする人をほとんど見かけませんので、
地域柄というのもあるかもしれませんね。
あるスーパーでトレー入りの商品と袋詰めの商品を陳列し
どちらが売れるのか実験し検証するのを見た事があります。
よくテレビ出演しているスーパーで行われていました。
こちらのスーパーでも『くるりポイ』が問題になっているとの事。
結果はほぼ同じ数売れていました。
トレー入りの商品を購入した人に話を聞くと
何時も買い慣れているから、安心感があるという意見が多かったです。
袋入りを購入した人はゴミが出なくて、手間が省けていいし環境にも優しいから
という意見が多く聞かれていました。
昔スーパーでは魚や肉は量り売りでしたね。
欲しいグラムを伝えるとお店の人が量って
厚手の白い紙に包み更にに薄紫や緑色のわら半紙のような
紙に包み値段をマジックで書いてレジで支払う。
必ず伝えたグラムより多めにおまけしてくれて、おまけしといたからね！なんてやり取り
があったりして…
良い時代だったな…
いつの頃からかプラスチック製のトレーに入って、肉や魚が売られるようになり、
スーパーに入っていた肉屋さんや魚屋さんに代わり、スーパー自体が一括で商品を
管理するようになって便利になったけれど売り手、買い手間のコミュニケーションもなくなり
それが当たり前になってしまって…
世界的にプラスチックゴミ問題が巻き起こり海洋汚染問題などよく取り上げられていますね。
生活を昔に戻すべき時が来たのではないでしょうか？
昔は買い物バックやカゴが、どこの家庭にもあって、買い物に出かける時には
必ず持って行ったし、レジ袋は厚紙製のものだったと記憶しています。
自家用車をみんなが持てるようになり、買い物は郊外の大型店舗。
トレーに入った食品が売られるようになり市場が消えた…
まとめ買いをする人も増えていった。
市場で買い物をしていた頃は、毎日、夕飯の買い物に行き食べる分だけ購入するからカゴ一つ持てば間に合う量しか買わなかった。
市場でご近所さんやママ友に会って立ち話をしているお母さん達。
メールやラインがなくても情報交換出来ていた。
過剰包装、プラスチックゴミ問題、食品ロス、地球温暖化、対人コミュニケーション不足、孤立、孤独死。
現代を取り巻く社会事情や多くの社会問題。
昔の様に戻すことが出来たなら、かなり改善されるかもしれない。
『くるりポイ』という迷惑行為を考える時、その行為だけを改善するのは難しく、
社会を大きく変換する必要があるのではないでしょうか？
自分が出来る事はやろうと思い、リサイクルには積極的に取り組んで、使い捨てを減らして
エコな生活を心掛けているけれど、まだまだ足りないんだろうな…
気を引き締めて頑張ろう！
ブログで発信することも、微力はありますが役にたてるかもと思いアップしました。
共感していたければ幸いです！
メディアの力や発信力って絶大ですから、どんどん取り上げて頂き
皆の意識を統一し様々な社会問題に取り組んで行けたら良いですよね！！
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