商売というのはリスクがついて回るものだ
メルカリは知名度がありユーザーもフリマアプリトップ
トラブル時の対応や店舗を構える必要もない為初期投資がからず
スマホ一つでできるという手軽さがある
まずは自宅保管品の販売
次に安い物を購入し売ってみる
これが中々うまく行かない
以前にも話たがメルカリには、売上金の一割をメルカリに支払う
合わせて出品金額の最低300円の縛りなど様々な壁がある
これから少し仕入れた物を利益が出るような価格帯で販売したいと模索中である
仮に100円で仕入れたもので利益を得るにはいくら上乗せすれば良いのか考えてみる
商品を300円で売るとメルカリに一割支払270円
そこから送料175円を引くと95円になり、仕入れに100円かかっているためマイナス5円になってしまうつまり赤字である
仕入れ値に送料と儲けたい額を上乗せしさらに金額の1割増しに設定すれば損はしないということになる
そんな都合よく仕入れたものが売れるのか疑問である
仕入れをすると在庫を抱えることになりリスクが高まる
今の自分には勇気がなくもやもやする
商売とはなんと難しいものだろう
そんな折り丁度 、テレビで松下幸之助さんが企業して、成功するまでの実話のドキュメンタリーが放送されていた
リスクを乗り越え成功を掴んでいくヒストリー
興味深い
松下幸之助さんと言えば某有名企業を設立した偉人という事は知っているがそのヒストリーに触れたのは今回が初めてだった
彼にはムメノさんという妻がいて、結婚当初は電柱に電線を張る職人として、会社努めをしていたそうだ
幼少期には自転車屋に丁稚奉公に出されていて、物作りが好きで得意だったという
社会人となり会社勉めをしてからは、アイディアが浮かぶと上司に伝えていたが、
アイディアを出しても上司には、与えられた仕事だけをやっていればいいと却下される日々
そんな日々にうんざりしある日会社を辞める事にした
自分は甘いものが好きだから、おしるこ屋を始めると言い出した(以前うちでも似たような事件があったなぁ・・・)
そんな幸之助にムメノさんは私はおしるこ屋は出来ないと言った
あなたがやりたいのはおしるこ屋ではないはずと・・・(自分とは大違い 器の大きい妻だなぁ)
その言葉に幸之助はそうだ自分には電気しかないと気づき
一念発起し妻とその弟と3人で、電気部品をつくる工場をスタートさせたというのだ
これが某大企業の誕生の瞬間であった!
当初は資金繰りにも苦労し、ムメノさんの嫁入り道具の指輪や着物を質にいれ、資金を捻出し銭湯にも行けない程お金がなかったという
夫には製品づくりに没頭してほしいという思いから、一切資金繰りの苦しさを伝えず
自分一人で苦しみを抱え支え続けたという見事な内助の功!! すごい!!
この人が妻でなければ偉業は成し得なかったであろう!
会社設立当初は家の中で使う電気のソケット、続いて自転車のライト
主婦が使う家電製品へとシフトし、大きな会社へと成長
そして大量生産し安く販売することを考え、実行し売り上げは更に伸びていったそうだ!!
”リスクを恐れず行動した結果成功した”
大量生産するには相当リスクがあっただろう
メル活に置き換えてみる
たかがメルカリ、従業員を抱えている訳でもない
出品した物は買ってほしい
売れた時は嬉しい
それだけ・・・
そこまでして、メルカリで物を売らなければならないのか?
どうしていくべきか腹が決まらない
何がしたいのか、したくないのか、分からないそんなこんなで、悶々として混沌とした日々を生きている自分
まだ答えはみつからない!!
もうしばらく悩みは続くであろう・・・
折りしも人生の折り返し岐路に立っている自分・・・
まさかメルカリでそこまで考えさせられるとは・・・
苦しい日々である
苦しい・・・苦しい・・・抜け出したい、早く!!
松下幸之助にあって自分にない物は ”覚悟と熱意” ではなかろうか
自分は松下幸之助になれるのだろうか・・・
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つづく
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