給食中のおしゃべり禁止。
通称 『モグモグタイム』
給食を食べる時に一切私語禁止、又は10分間時間限定の場合もある。
クラスによっても違いがあるらしい。
この件に関しては親や先生の間でも賛否両論。
ある親からは軍隊みたいだという意見も出ているんだとか・・・
これでは学校で給食の時間が楽しくないかもしれませんね。
なぜのような方法をとるのか・・・
一説には食品ロス問題が関係しているらしい。
食べられる食品が大量廃棄されていることが、近年我が国でも問題視されているのだ。
私語を禁止した事で、残飯量がかなり減り以前の半分以下になったそうでよ。
ひと昔前、さらにその前はどうだっただろう?
そもそも学校給食の始まりは、1889年山形県鶴岡市忠愛小学校がお弁当を持ってこない、
貧困児童を対象に無料で始めたのが始まりだという。
貧困問題が背景にあった。
1970年代になると偏食や野菜嫌いを矯正や栄養欠乏の改善のため、食べ残しを禁止する学校が出てきた。
1990年代にはワイワイ食べようという風潮があり、グループになって食べたり、給食の時間は
栄養より楽しむことが優先されるようになった。
そして2008年頃からは黙々食べよう時代が到来しモグモグタイムを導入する学校が出てきた。
それには2009年に学校給食法が改正され食育という面から学校給食が見直され、学校の栄養教諭が学校の中の残食を減らすという取り組みとしてモグモグタイムのような時間を設定する
取り組みがスタートしたようです。
<モグモグタイムの狙い>
・残さず食べる習慣
・食べ物を大切にする心を養う
・食事マナーの定着
・よく噛み、咀嚼力を上げる
いずれにせよ時代背景が大きく影響しているという感じを受ける。
満足に食事をとれない時代から少し贅沢になりスキキライをする子供が増え、贅沢になり過ぎて
食品を無駄にするようになって・・・
私語をしないで食べた方が衛生的にはいいかもしれないけど、
自分が子供だった時は、学校での楽しみは体育の時間と給食の時間っだったような気がする。
何だか可哀そうな今の子供達。
食品ロスの問題と、給食時間に私語をしてはいけないという話は次元が違うと感じる。
皆さんはどう考えますか?
食品ロスを無くする取り組みは大事だと思います。
もっと違うアプローチの仕方を考えた方が良いと思うなぁ~
結構前に、自分達がお世話して育てた豚を食べる授業をやった話が映画だったか実話っだったか
取り上げられていたような気がしますが、教育現場の先生達や子供を持つ親達、自分も含めて
なにか良い方法を考えられたら良いなと思いました。
世界には餓死している子供達もたくさんいるので、少しでも食品ロスを減らしたいものです。
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