失業保険受給までの手順を説明します。
退職した会社から離職票をもらう
退職し失業をしたら、離職票をもらえるよう会社に手続きを依頼しておきましょう。
会社によっては離職票の発行に時間がかかるケースがあるため、退職したらなるべく早く連絡して郵送してもらうようにしましょう。
ハローワークで受給資格の決定を行う
離職票をもらったらハローワークに出向き、受給資格の決定を行います。
このときに必要になるのが
①離職票
②雇用保険被保険者証
③本人確認書(運転免許証など)
④顔写真2枚(縦3cm×横2.5cmのもの)
⑤普通預金通帳(本人名義のもの)
⑥印鑑
ハローワークで条件を満たしていると判断されると、受給資格が決定され初回説明会の日程と会場を教えてもらえます。
7日間の待機期間
受給資格の決定から初回説明会までの間に、7日間の待機期間がありこの期間は転職活動を行うことができません。
また、自己都合退職の場合は7日間の待機期間に加え3カ月間の給付制限があります。
初回説明会に参加する
初回説明会は指定された会場で行われますので、受給資格の決定を行った際に渡された資料や、用紙に記載された持ち物を持って参加しましょう。初回説明会では雇用保険受給についての説明があります。
ハローワークで転職活動をする
初回説明会に参加したあとは、ハローワークカードが発行されるので、それを毎回持って転職活動を行います。転職活動は28日間に最低でも2回以上行うことが条件です。
認定日に失業中であることを申請する
給付を受けるためには、28日間に2回以上転職活動を行うだけでなく、認定日に失業中であることを申請する必要があります。28日おきに行われますが時間指定もあるので確認しておきましょう。
指定口座に振り込まれる
認定日から1週間程度で28日分または、残りの日数分の受給額が指定口座に振り込まれます。
失業保険は、次の仕事が見つかるまでの間に、給料の何割かを生活費として受け取ることができるため、失業者にとってはありがたい制度ですが、給付を受けるためには、定められた条件を満たしている必要があります。
少しでもお役に立てれば嬉しいです!
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