今日は「ストレスコーピング」について少し掘り下げて考えてみよう。
考えながら自分の思いを整理していく。
体の不調を抱えてストレス状態の自分に向き合う。
人間はこの世に生をうけてから死ぬまでの間両親や周りの人々や環境の相互作用によって成長していくものである。
成長に伴い職業につき親離れをし、配偶者を得て子を育て老年期を迎える。
いわゆる成長と発達の過程。
それと同時に発達の度に様々なストレスを受け、それに対処しながら生きている。
人は生涯、発達しつづける存在である。
体は衰えていくが、精神は常に発達しているのだ。
有名な医学者による様々な危機モデルが唱えられている。
ハヴィガーストの発達課題や、エリクソンのライフサイクルなどが有名である。興味のある方は一度読んでみると、今の自分のストレスを客観視出来ると思う。
そして自分だけが悩んでいる訳ではない事に気づき、少し肩の荷が下りるはず。現代人は生涯独身の人や引きこもりの人も多い。
ニュースでも取り上げられているのをよく耳にする。
同世代の平均的な悩みから溢れている人達は少数派である。
自分は一般的、平均的と言われるレール上に存在し、先人達の教えを参考にストレスコーピングができるのでマシではなかろうか・・・
少数派の人はどうやって自己分析し自分のストレスを客観視すればいいのか。
このようなストレスの分析がされたのは古い時代の事なので、現代のストレス分析には少し足りない部分があると思う。
今もストレスの分析が行われているのだろうけど、不勉強で誰がどんな事を本にしているのか分からない。
そのうち探して読んでみたいと思う。
人と人との関係性が歪んで稀薄な現代
しかし表面上では繋がっている。自己表現を簡単に自由に発信できる反面、批判を受けたり誹謗中傷されたり、常に誰かの目を気にして怯えている現代人。
心の自由や解放を求めているのに相反する行動をとっている
自分で自分の首を絞めている事に気づかずに・・・
そこで考えてみる。
大事なのは深い人間のつながり。
信頼関係。
精神的苦しみを安心して打ち明けられる第三者の存在。
居場所・・・
自分にとっての信頼できる人は誰なのか。
昔のことを思い返してみる。幸いにして両親揃って心身共に健康でいてくれる。
自分のルーツ。
いつも傍にいて守り育ててくれた絶対的な存在。
心強い。
喧嘩をしながら育った妹。
むき出しの感情で取っ組み合いの喧嘩もした。
女の子なのにどうしてそんなに喧嘩するのか親に怒られたものだ。
他人とはそうはいかなかったであろう。
今はなかよし。
年の離れた弟。
ただただ可愛くて愛しくて・・・
今はすっかり大人になった。
親友。
辛いとき一緒に泣き、楽しいとき一緒に笑い、悪いことも一緒にやったな。
助けられたな。
自分も彼女にとってそんな存在であるのかな。
そうであって欲しい。
そして人生の大半を共に過ごすことになる旦那様との出会い、結婚。
ここからは自分の足で歩き、本当の意味で大人として社会の一員として
妻として母としての人生のスタート。
家を建てたり、子供を育てたり、年老いた親の心配をしたり、働いたり
忙しく振り返る時間もない。
辛いこと、苦しい事もたくさんあった。
伴侶の存在はかなり大きい。
助けてもらったな。
支えてもらったな。
夫婦船・・・
お互い信頼関係のもと家庭を運営してきた戦友であり一番信頼できる他人。
今はすっかり家族になった。これからも支えあってできれば穏やかな半生を過ごしたいものだ。
ストレスコーピングを考えた時大事なのは、信頼関係の構築であると気づかされた。
信頼出来る相手を見つけ一緒に歩む事、自分の居場所で安心して過ごせる事
つまり、愛し、愛され過ごす事ではないか。
あくまでも自論である。
無償の愛を注がれて育った人間は心が安定している。
逆に愛情が欲しい時期に愛情をもらえず育った人間は疑い深く焼きもちやきで心が不安定であると
何かの本で読んだことがある。
確かにそうかもしれないな。
自分のストレスに向き合い少し気持ちが軽くなった気がする。
なるようになるさ。
ケセラセラ~♪
開き直って気楽に過ごそうではないか!
なる様ににかならないのだから!!
つづく
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